自宅でファイル共有をするときはやっぱりWinodwsファイル共有が楽でいい。
でも、外からのWindows共有を許可するのは・・・。
っていう時に、自宅内はWindowsファイル共有で、外に公開するのはLinuxのFTPっていう構成。
調べてみると結構簡単にできるっぽい。
ってことで、さっそく設定。
まずは、必要なモジュール(パッケージ)のインストールから。
# yum -y install samba-client
これだけでとりあえず必要なファイルはインストールされると思う・・・。
本当に、RHEL系のLinuxはアプリケーションのインストールが楽になったもんだ。。
で、とりあえずマウントできるのかをチェックしてみる。
# mount -t cifs //WindowsマシンのIPアドレス/フォルダ マウントポイント -o username=ユーザー名
パスワードを聞かれるのでパスワードを入力すればマウントポイントに指定のフォルダがマウントされるはず。
ちなみに、アクセス制御をしていない場合は、後ろの「-o username=ユーザー名」を省けば良い。
これで正常にマウントできるのであれば、fstabに記述して起動時に自動的にマウントされるようにする。
/dev/VolGroup00/LogVol00 / ext3 defaults 1 1 LABEL=/boot /boot ext3 defaults 1 2 tmpfs /dev/shm tmpfs defaults 0 0 devpts /dev/pts devpts gid=5,mode=620 0 0 sysfs /sys sysfs defaults 0 0 proc /proc proc defaults 0 0 /dev/VolGroup00/LogVol01 swap swap defaults 0 0 //WindowsマシンのIPアドレス/フォルダ マウントポイント cifs "credentials=/etc/cifs.conf,codepage=cp932,iocharset=utf8,uid=ユーザID,gid=グループID,file_mode=ファイルのパーミッション,dir_mode" =ディレクトリのパーミッション,defaults 0 0
最後の行が該当の行・・・。
credentialsっていうのは、ユーザ名・パスワードをfstabのような誰でも開けるファイルに記述するのが嫌な場合に利用できるオプションで、下記のフォーマットで記述しておくことでfstabではない場所に、Windows側のユーザ名・パスワードを記述することができる。
username=ユーザ名 password=パスワード
codepageっていうのは、Windowsファイル共有で利用されている文字コードを記述する場所。
通常はこのままcp932と書いておけば良いはず。
iocharsetは、Linuxのシステム文字コード。
現行のCentOSやFedoraは、utf8。
uid・gidは、Linuxにマウントしたとき、マウントしたファイルフォルダのユーザID・グループIDを指定するためのオプションで、file_mode・dir_modeはデフォルトのパーミッションを記述することができる。
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