Alibaba CloudではECSのモニタリングツールが提供されていて、CPU使用率やメモリ使用量、ディスク使用量がコンソール画面で見えるようになっている。
……が、Fedora CoreOSのインスタンスだと、メモリ使用量、ディスク使用量は「プラグインのインストール」となっていて、クリックして遷移した先のページでプラグインのインストールをしようとしても「インストール失敗」となる。
Alibaba Cloudで提供されているイメージなんだから「Aliyun ECS install」で大丈夫のはず、ということで押下してみるとインストール用のshellが表示された。
ARGUS_VERSION=3.5.3 /bin/bash -c "$(curl -s https://cms-agent-ap-northeast-1.oss-ap-northeast-1-internal.aliyuncs.com/Argus/agent_install_ecs-1.2.sh)"
早速実行してみると、wgetがないって表示。
なるほどそれで失敗するのか。
……ってことで、shellをダウンロードして中身を見てみることにする。
$ curl -s https://cms-agent-ap-northeast-1.oss-ap-northeast-1-internal.aliyuncs.com/Argus/agent_install_ecs-1.2.sh --output agent_install_ecs-1.2.sh
$ vi agent_install_ecs-1.2.sh
見てみるとあまり複雑なことをしていないようなので、wgetになっているREGION_IDで始まってる行と、download()を書き換える感じで改造し、rootで実行してみたらちゃんと動くようになったっぽい。
REGION_ID="$(curl -s http://100.100.100.200/latest/meta-data/region-id)"
download()
{
if [[ -z "${REGION_ID}" ]]; then
echo "networkType is classic"
OSS_URL="http://cloudmonitor-agent.oss-cn-hangzhou-internal.aliyuncs.com/$DOWNLOAD_PATH"
else
echo "networkType is vpc, REGION_ID: $REGION_ID"
OSS_URL="http://cms-agent-$REGION_ID.oss-$REGION_ID-internal.aliyuncs.com/$DOWNLOAD_PATH"
fi
echo download from "$OSS_URL"
curl -s $OSS_URL --output $DEST_UPDATE_FILE
}
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